2021.08.23

ベトナムでコスパの良いオフィス家具とは?

こんにちは。ハノイの延山です。

 

移転やリフォームの際に考えるオフィスの家具。

家具はオフィスの居心地の良さや機能性をUPさせ、そしてインテリアデザインの個性も彩る大切な什器。

今日は、弊社のオリジナルの造作家具についてご紹介させていただきます。

▲FRONTIER CONSULTINGの主な造作家具

 

 

家具を入手する3つの方法

皆さんはベトナムで家具を購入する際、どのような方法をとっておりますか?

ベトナムで家具を入手するには主に3つの方法があるかと思います。

 

1.   街の小売店で購入する方法

ベトナムではJYSKやA Concept等、インテリア性の高いFurniture Shopがたくさんあります。

家具ショップが立ち並んでいる通りもあるので、時間のある方は店内をゆっくり見て回るのが良いと思います。

街の小売店で購入する方法は、比較的安価、実物をみてお目当てを探せるメリットがあります。

一方で、手間と時間がかかり商品は予告なくマイナーチェンジや終売も多く、将来同じものを補充しにくいデメリットがあります。

 

2. メーカーから直接購入する方法

ベトナムでは沢山のローカルの家具メーカーがあります。

大半のWEBサイトはベトナム語のみ、英語もたまにありますが、日本語はありません。

また、日系・外資系の家具メーカーもベトナムに沢山進出されていますので

直接問い合わせすることも可能です。

ただ、問い合わせたメーカーでお目当ての家具が見つからない場合、

他メーカーへのお問合せや比較検討をご自身で行わないといけないという手間があります。

直接購入する方法は、商品の説明などを詳しく直接尋ねることができるメリットがあります。

一方、複数メーカーで比較する場合には、コスト比較は簡単ですが、

性能差やユーザーの評判などの客観的な評価を判断しにくいデメリットがあります

 

3. デザイン会社や工事会社から購入する方法

弊社のような内装工事会社に問い合わせれば、

さまざまなメーカーの中からプロの目線で商品を厳選した提案を受けることができます。

また、家具はメーカー製品だけでなく、

カスタマイズを前提とした造作(ぞうさく)家具のリクエストも可能です。

実は日本では高級な造作(ぞうさく)家具ですが、

日本の建築家が羨むほど、ベトナムの造作家具は安くてポピュラーな選択肢となります。

ベトナムのローカルメーカーでは、既製品の故障や不具合も多く、安かろう、悪かろうがしばしば・・。

むしろ造作家具の方が安心できることも多い傾向にあります。

気になるコスト面も、直接メーカーへ問い合わせるのと比べてさほど変わりません。

 

ベトナムで造作家具をおすすめする理由

オフィス空間のデザイン・施工をメインサービスとしている弊社では、

ヘビーユースするオフィスチェアは、

機能性と耐久性の面から日系メーカー品の採用を可能な限りおすすめしております。

 

一方で、造作家具も多く提案しております。

お客様のご要望に合わせて家具図を作成して製作する造作家具は、

より空間にマッチしたインテリア性も高い家具が可能です。

特に、居住空間の家具や商業施設のディスプレイ、テーブル・カウンターなどは、

空間サイズや周辺環境にあわせた造作家具で計画されることが大半です。

 

 

造作家具の素材は?

造作家具に使用される素材は主に『下地材』『仕上げ材』に二分されます。

『下地材』は、粉々にした木材を圧縮したMDF(中密度繊維版)を使用することが多いです。

その他に、特に強度が必要とされる座面下地には合板を使用したり、

見た目が良く仕上げ面としても人気なOSB(Oriented Strand Board)等があります。

用途によって使い分けを行います。

メンテナンス性の難しさから、芯まで本物の木材(無垢材)を使用することは、

オフィス家具ではあまりありません。

▲造作家具の下地でポピュラーなMDF材(木塵を圧縮成形)

▲突板(つきいた、Plywood)、仕上げ表面に本物の樹種を薄く貼りつけた板。

▲OSB合板。木造家屋の耐力壁材は内装意匠材としても使用されています。

 

『仕上げ材』に採用される素材は、メラミン・ラミネート・突板(つきいた)などがございます。

日系では、アイカ工業のベトナム合弁会社であるAICA HPL社の製品が有名です。

約80%のアイテムをベトナム現地生産しており、日本からの輸入も必要なく日系品質の家具製作が可能です。

・主なラインナップ

■ Virutect(ウィルテクト):抗ウイルス、抗菌、指紋レス素材。8時間で99%のウイルスを減滅することが出来る。

■ Celsus(セルサス):指紋レス機能だけでなく、抗菌機能も付随。

■ Real Core(リアルコア)&Pure Core(ピュアコア)HPL:造作家具のエッジ/小口部分を美しく表現。

■+Wonder HPL(プラスワンダー):天然素材ではできない大判デザイン。

■ VELTOUCH(ベルタッチ)HPL:超マットな質感の素材。

 

昨今のコロナの状況を考えれば、

抗ウイルス・抗菌機能が備わっている仕上げ材があるのは非常に魅力的です

一般家具だけでなく、キッチンやドアにも幅広く採用されています。

 

ベトナムローカル建材メーカーでは、An Cuong社やHieu Huong社などが有名です。

 

当社のオリジナル・オフィス家具をご紹介します

FRONTIER CONSULTINGでは、

過去の納品実績から得た経験を元にオリジナルカスタムメイド家具の製作販売もおこなっています。

執務デスク、ワゴン収納、会議テーブル、キャビネット、パントリーキャビネット、シューズラックなど

豊富なラインアップをご用意しています。

▲施工例  JAPAN SECURITIES INCORPORATED様(造作デスクとキャビネット)

 

 

オフィス内の整理整頓を促進する家具、” 5S Cabinet System ”です。

▲5S Cabinet System

ベトナムではハイキャビネットの下部収納にオフィス備品類をしまうケースが多く、

効率的な収納計画ができていないため、こうした整理整頓、備品管理のためのキャビネットは

Adminスタッフさんにも評判がよいと思います。

 

▲Free address system

こちらは当社オリジナルのフリーアドレスデスクです。

4名1ユニットで、すっきりスタイリッシュなデザインとなっています。

コスト面でも、1台ごとにワークデスクを購入するよりお安くなります。

 

今日はオフィス造作家具についてご紹介させていただきました。

日本国内では割高なオフィス造作家具もベトナムでは安価です。

オフィスコンセプトや機能に合わせた造作家具のご相談なら

ぜひ、フロンティアコンサルティングへよろしくお願いします。

 

今回もお読みいただきまして、ありがとうございました。

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