2021.06.22
皆さんこんにちは!
Frontier Consulting ホーチミンのガン(Ngan)です。
新型コロナウイルスが経済に多くの困難をもたらし、
多くのホーチミンの企業様が会議や面談をオンラインに切り替える一方、
稼働し続けるオフィスや店舗の感染症対策が、
より身近なものになってきました。
中でもパーティションは
すっかり日常的な光景になりつつあります。
パーティションといえば、
コロナが流行する前は、病院を思い浮かべる人も多いと思いますが、
今は一般店舗からオフィスまで、
幅広く身近なものになってきました。
パーティションは、感染症対策だけでなく、
セキュリティ強化やエリアのゾーン分けなど、
様々な用途で使い分けされています。
そこで今回は、
パーティションについて様々な参考事例を交えて
ご紹介したいと思います。
■感染症対策としてのパーティション
こちらは先日施工いたしましたMUJI様 ホーチミン1号店のパーティション。
ハンギングタイプのパーティションをご提案させていただきしました。
店舗デザインを損なわないよう、
木製バーを天井からワイヤー吊りにし、
波打ちしにくい2mm厚の透明ビニールを吊っています。
吊り下げたビニールシートは交換できる珍しいパーティションです。
コロナの飛沫防止策として急激に採用されることが多くなっている
パーティションは、透明のアクリル製パーティションです。
シームレスなコミュニケーションを可能にすると同時に、
より安全で快適に仕事ができるよう保護バリアの役割を果たしています。
最近は、近い将来、簡単に取り外しできるよう、
置き型や着脱式が多く採用されています。
(MINEBEA様ホーチミンオフィス。着脱式透明アクリルパーティション。)
(ハノイのDT DEVELOPMENT VIETNAM CO., LTD.様の受付カウンター。
置き型のアクリルパーティション。)
■セキュリティー対策としてのパーティション
機密性の高い情報を扱うオフィスでは、
パーティションを使用することで、セキュリティ強化の役割を果たします。
感染症対策とは異なり、可視性を低くするためにアクリルではなく、
ファブリックや乳白色ガラスなどを主に採用します。
ファブリックのパーティションは、
ピンでメモを止めることもでき、色のバリエーションも豊富、
インテリアデザインに合わせやすいメリットがあります。
乳白色ガラスのパーティションも、
デスク上をすっきり見せることができますのでポピュラーです。
(ハノイのANRITSU様。オーソドックスな乳白色ガラス)
ホーチミンのVNKK様の場合は両方使用しているハイブリッドタイプ。下部のパーティションはファブリックで機密性を保持、
その上部に感染症対策として着脱式の透明アクリルを追加した珍しいタイプ。)
■オフィスのゾーンをゆるやかに区切るパーティション
新たに小さなミーティングブースを設けたい、
壁で完全に区切らずにゾーン分けしたい、
そんな時に効果を発揮するのもパーティションです。
オフィスを低コストでカスタマイズすることができるのが、
工事期間は半日で、コストを抑えて用途を満たすことができます。
(AEONMALL様のパントリー。右のガラスボードとスチールフレームで
執務エリアとパントリーを緩やかに区切っています。)
(PANASONIC VIETNAM CO., LTD.様のプラントパーティション。
Lowキャビネットはパーテーションとして設置され、執務スペースとミーティングブースを緩やかに仕切っています。
また、Lowキャビネットの上にプランターを組み合わせ、より快適なオフィス空間を作ります。)
フロンティアコンサルティングでも相談を承っています!
様々な用途やインテリアに見合うパーティションをオリジナルで制作しておりますので
ぜひお気軽にフロンティア・コンサルティングへご相談ください。
今回もお読みいただきましてありがとうございました。