2021.05.06
皆さんこんにちは!
Frontier Consulting ホーチミンのNgan(ガン)と申します。
今日はベトナムの最新のオフィス事情についてお話したいと思います。
世界中でコロナが長引くにつれて、
オフィスに関する考え方もこの1年間でかなり変化してきました。
これまでオフィスと言えば、
仕事のほぼすべてが完結する場所でしたが、
現在ではWEBミーティングで外出せず面談打ち合わせをしたり、
リモートワークで毎日オフィスに来なくてよいスタイルも取り入れられ、
オフィスが、より可変的な役割を果たすようになってきています。
そうした新しいオフィスのトレンドのひとつに、
<ロッカー>の需要の高まりがあります。
(TUV様の施工事例。大きなブルーのロッカーはインテリアのアクセントにもなっています。)
ロッカーは、工場の更衣室やスポーツジムだけでなく、
オフィス内でも個人ロッカーの利用が目立っていました。
ベトナムのオフィスのロッカーはどんなものでしょうか?
私たちの最近の施工事例からご紹介させていただきます。
1.オフィスロッカー需要急増の理由
新型コロナウイルス感染症が流行している背景の中で、
テレワークやフリーアドレスをフレキシブルに導入する企業が増加しています。
特に営業スタッフを多く抱えている会社などでは
テレワークを増やしてオフィスを縮小移転するケースも多くなってきました。
フリーアドレスの場合、
デスク下のワゴン収納を設置しないことが多く、
スタッフの私物の管理にロッカーを採用することが増えてきたのが理由です。
2.ベトナムならでは。オフィスロッカーづくり
幸運なことにベトナムは、日本と違い造作家具は非常に安くてデザインも自由にできます。
ですので、オフィスのインテリアに合わせてユニークなオリジナルロッカーを作ることが可能です。
(KOBO ASIA様のロッカー。こちらは落ち着いた壁のトーンに合わせてインテリア製の高い家具のようなつくり、中に棚もあります。)
(CUBE SYSTEM様よりご発注いただいた最新のオリジナルロッカー。
ロッカー番号の代わりに、プログラミング言語等をあしらったロッカー。)
これらのロッカーは、セキュリティを提供するだけでなく、
個性的でプロフェッショナルな集団としてのオフィスイメージにも役立ちます。
私はベトナム人ですので、
スタッフの士気を高めるための昇給や賞与はもちろん嬉しいですが、
自分専用の収納ロッカーが会社にあるのはとても嬉しいと思います。
スタッフの満足は企業にとって重要な関心事の一つ。
スタッフが幸せに仕事ができれば生産性も向上します。
オフィスの私物管理でロッカーを検討されている場合、
ぜひユニークなオリジナルデザインでロッカーを製作し、
パーソナルスペースをスタッフへ提供するのはどうでしょうか?
お読みいただきまして、ありがとうございました。