2021.10.18
皆さんこんにちは!
フロンティアコンサルティングの
ハノイの通訳担当のHuyenです。
10月に入りベトナム全国のコロナ対策が少し緩くなってきました。
皆さんはもうオフィスワークに戻りましたか?
ベトナムでは、第4波が一番強い影響を及ぼしました。
私はハノイで働いていますが、2ヶ月ほどテレワークを経験いたしました。
コロナによって生活が一変した部分はあったと思います。
今日はコロナのテレワーク期間中に
私が感じたことをベトナム人視点で話してみたいと思います。
ロックダウン前は、
平日は、朝は家を出て、混んでいる道路をバイク通勤し、
週末には、買い物をしたり友達に会ったりしていました。
でも、ベトナムの第4波が私の生活習慣を変えました。
ベトナムでは4月下旬以降の変異株の出現で市中感染が増え、
ホーチミン市をはじめ一部の地方では、
不要不急の外出を控える社会隔離が行われました。
それによって、
長い期間のテレワークをせざるをえなくなり、
ほぼすべての活動は、家で行うことになりました。
いつもの日常であれば、
朝ご飯は「バイン・ミー(Banh mi)」や「ソイ(Xoi)」などを
屋台で何気なく買っていましたが、
ロックダウン中には、こうした料理が自分でも作れるようになりました。
(関連Blog:いつもの日常に戻ったらすぐ食べたい!屋台の朝ごはん)
私にとって、ロックダウン中で一番大変だったのはテレワークでした。
今までやったことがありませんので、それはとても困りました。
例えば、
私の部屋にはテレワークに適したチェアやデスクがありません。
決して適しているとは言えない自宅の仕事環境下でのデスクワークで
最初の1週間は、首や肩がとても痛かったのをよく覚えています。
また、
オフィスでは、何かあれば上司同僚へ相談するのも簡単ですが、
テレワークの場合、全てをコミュニケーションツールに頼らねばなりません。
(参考:ベトナムの日系企業のテレワーク実態調査結果 前編/後編)
これまでは、
毎日多くの人に会い、直接顔を見て話ができていた生活だったのに、
急に家に閉じこもって仕事をしなければいけなくなった時には、
誰でも気分が悪くなりがちです。
当社(FCV)のスタッフもまさに全員がそんな気持ちでした。
FCVは、ロックダウン中にスタッフに色々とサポートしてくれました。
PCやモニターを貸与してくれただけではなく、
テレワークの応援ギフトも贈ってくれました。
こちらはホーチミンの社員へのギフト
こちらはハノイの社員へのギフト
こういうギフトと暖かいメッセージは
大変な時に耐える私のモチベーションとなりました。
ロックダウン中の外出禁止で外に出られず、
仕事も思うように進まず、困ったことが多かったのですが、
逆に、テレワーク中に新たな発見もありました。
ロックダウン前の日常は、
ラッシュアワーは道がとても混んでいて、
家からオフィスまで私は1時間かかっていましたが、
ロックダウンの緩和時で出勤できた時は35分しかかかりませんでした。
私は1日の移動時間を1時間節約でき、
私はこうした時間を母の家事の手伝いや運動に利用できました。
テレワークのおかげで、
ペーパーレスの習慣も身につきました。
書類の保管は紙に出力することが多かったのですが、
データ確認するようになりました。
仕事以外の余暇では週末でも出かけられないので、
家では新しいことにチャレンジも!
自分の好きな食べ物が買えないので、
Youtubeで料理動画を見て料理にチャレンジできたのも、
今回の新しい発見でした。
私はそれまで料理が苦手でしたので、
私が作った料理を家族に食べてもらえたのは、
とても楽しいことでした。
ロックダウンによって
いつもの慌ただしい生活をスローダウンして、
家族と過ごす時間が増えたのはかえって嬉しいことでした。
そしてロックダウン解除
10月14日からハノイは新しい生活様式に入りました。
全市のロックダウンの代わりに、
感染が流行している地域だけを社会隔離するようになりました。
バスやタクシーの運行や、飲食店の店内飲食も再開できました。
だんだん日常生活に戻っていきますが、
今回のロックダウンを通じて、
いくつかの生活の習慣もこれから変化していくのかなと思います。
日常生活では、
どんなことでも良い面も悪い面もあると思います。
それをポジティブに考えることができれば楽ですよね!
皆さんも自分の新しい生活様式を探せますように!
今回もお読みいただきありがとうございました。